ReactCell-CA
フィルム形成可能
溶媒・析出条件の制御によりフィルム形態への展開が可能です。
コーティング材料として評価可能
塗工液・インクの構造材として機能し、コーティング適性の評価が可能です。
各種基材への密着性評価可能
様々な基材に対して密着性の評価・検討が可能です。
評価項目
フィルム形成能の評価を実施可能です。
コーティング材料としての適性評価が可能です。
各種基材への密着性を評価可能です。
バインダーとしての性能評価が可能です。
水酸基を活用した官能基導入による機能化の評価が可能です。
繊維状構造形成挙動の評価が可能です。
他材料との複合化に関する評価が可能です。
生分解性材料としての開発・評価が可能です。
素材・技術の説明
ReactCell-CAは、植物由来のセルロースを原料として加工した素材です。 一般的な酢酸セルロースは、フィルムや成形品など決まった形状に仕上げるための材料として広く用いられていますが、ReactCell-CAは「他の材料と結びつきやすい性質」と「用途に応じて形状を変えられる自由度」の両立を目指して開発を進めています。 通常よりも加工の度合いを抑えることで、セルロースが本来持つ、他の物質と結びつきやすい性質を多く残す設計としました。この性質により、新たな機能の付加や、他材料との組み合わせによる新素材の創出が可能になります。 さらに、溶かし方や固め方を調整することで、薄い膜状、粒状、繊維状など、目的に応じた複数の形状への展開が可能である点も特長です。 ◼︎活用方法 水に混ぜた状態で塗料やインクに加えることで、乾燥時に目に見えない微細な構造が自然に形成されます。この構造により、表面の密着性向上、割れの抑制、質感やツヤの調整など、複数の効果が期待できます。 ◼︎形態による特徴の違い ▼水分散液 ・高い分散安定性 ・そのまま塗工液や配合液として使用可能 ・濃度や粘度の調整が可 ▼ペースト ・なめらかな半透明ゲル状 ・高い保水性・粘着性 ・塗布、成形、複合化に適した 中間形態 ▼粉末 ・微細でさらさらしたパウダー ・低水分で取り扱いやすい ・保存性が高く、長期保管に適する
開発者の想い
ケイワート・サイエンス株式会社
前ノ園晃 様 様
子供のころからモノづくりが好きで、紆余曲折を経て今に至りました。振り返ると、昔からやりたかったことが不思議とこのもみ殻活用プロジェクトに集まってきています。「人生に偶然はなく、自分で選んだ結果が今につながっている」という言葉をふと実感する、そんな巡り合わせを感じながら日々ものづくりに向き合っています。自然の恵みと共に、これからの未来を創っていきたいと思います。
パフォーマンス
・フィルム形成可能、コーティング材料として評価可能、各種基材への密着性評価可能、官能基導入による機能化検討可能、繊維状構造形成を確認、微粒子化検討可能、水系材料への展開可能、生物由来原料。 ※性能は分子量、置換度、用途によって変化します。CA水分散液は塗工液・インクの「構造材」になる可能性があり、乾燥プロセスの中で自己組織化し、ネットワーク構造・微細凹凸・相分離構造などを形成することで、接触制御・光散乱・防眩・密着・アンカー効果・多孔構造への機能付与などの機能性表面を実現します。 ◼︎活用が見込まれる分野 塗料・コーティング、印刷・インク、半導体・電子部品、接着剤、化粧品、繊維・不織布など幅広い産業が想定されます。 いずれの分野においても、既存材料への機能付加、または新機能を持つ材料開発の基盤として活用いただくことを想定しております。
注意事項
・本材料は用途開発段階の材料です。 ・一般的な酢酸セルロース製品の代替を目的とするものではなく、新しい機能や用途の創出を目的とした開発材料として位置付けています。 ・用途に応じて分子量や置換度の最適化が必要となる場合があります。 ・サンプル提供および共同評価に対応可能です。


