銀パラジウム合金粉末
「組成制御の精度」による信頼性の担保
本製品は化学還元技術により組成比を精密に制御できるため、設計通りの電気特性を安定して実現でき、内部電極の信頼性を大幅に向上させます。技術的な裏付けとして、XRD(X線回折)パターンにおいても、組成に応じた明瞭なピークが確認されており、高品質な合金粉末であることが証明されています。
「化学還元法」による圧倒的な適応力
気相法や物理蒸着法(PVD)と比較して、化学還元法は装置が比較的シンプルであり、かつ低温・常圧下での合成が可能です。これにより、製造コスト面で他手法に対して競争力を持ちつつ、顧客の要望に合わせた組成設計に応えられる柔軟性を備えています。
用途に最適化された微細構造
提供されているSEM画像(10,000倍)からもわかる通り、粒子の形状や分散性が適切に制御されています。この高い結晶性と分散性は、焼結時の緻密化を促進し、優れた導電性を確保するために不可欠な要素です。
評価項目
化学還元技術により、銀とパラジウムの組成比を顧客の要求に合わせて高精度に制御可能です。
本粉末を使用することで、MLCC(積層セラミックコンデンサ)内部電極の信頼性を大幅に向上させることができます。
高品質な合金粉末であることを裏付ける明確な分析データ(XRD解析など)が整備されており、技術的な透明性が高いです。
SEM画像から確認できる通り、優れた粒子形状と高い分散性を維持しており、焼結時における緻密な電極形成に適しています。
素材・技術の説明
独自の化学還元技術により、銀とパラジウムの組成比を極めて高精度に制御して製造される高品質な粉末材料です。主に積層セラミックコンデンサ(MLCC)の内部電極用材料として開発されており、デバイスの信頼性を飛躍的に高めることを目的としています。
開発者の想い
株式会社ナノワン
荻原 隆 様
当社の化学還元技術は、銀とパラジウムの組成非を原始レベルで均一に制御。従来の混合法では到達できなかった理想的な合金構造を実現します。
パフォーマンス
| 組成均一性 | 偏差±0.5%以内、焼結収縮率: 制御範囲15%~25%、接続信頼性: 故障率50%低減(理論値)、組成比範囲: Ag90:Pd10~Ag45:Pd55 |
|---|---|
| 安定した導電特性 | 組成比の正確な制御により、電極としての電気特性が安定し、製品ごとの品質バラつきを抑制できます。 |
| 焼結特性の最適化 | 緻密化が促進されることで、小型化・大容量化が求められるMLCCのトレンドに適合した優れた焼結性と導電性を確保できます。 |
| コスト競争力 | 化学還元法を用いることで、気相法やPVD法と比較して、製造装置がシンプルでエネルギーコストを抑えた効率的な量産が可能です。 |
注意事項
プロセス適合性:貴社の焼結プロファイル(温度・雰囲気)に合わせた分散剤の最適化が必要です。ハンドリング:超微細粉末のため、凝集防止のためのペースト混練条件の調整を推奨します。知的財産:PoCにおける共同成果の取り扱いについては、事前にMOUを締結させていただきます。供給体制:試作から量産(t単位)まで、段階的なキャパシティアップを計画しております。
.jpg)
.jpg&w=1080&q=75)
